
占いの種類は色々!
占いにはとてもたくさんの種類があります。
有名なものから、ちょっとマニアックなものまで、無数にあります。
それは人が、様々な道具を用いて、様々な方法で、どうにかして答えを導き出したいと考えてきた歴史を物語っています。
ここでは、良く目にしたり耳にしたりする、有名な占いについて紹介します。
占星術
占星術は、占術の中でも、最も高度に発展した技術の一つです。
古代のバビロニアで生まれ、ギリシアで発達しました。
中世では、天文学と結びつき、現代も多くの場所で利用されている、私たちが一番親しんでいるといっても過言ではない占術です。
12の星座と、太陽系の惑星と、地球から見た星の角度などを複雑に組み合わせて占うものです。
現在では、様々なメディアで利用されているだけでなく、心理療法としても用いられているくらい、信頼されています。
タロット
イタリアのルネサンス時代にタロットカードが生まれました。
「大アルカナ」と呼ばれる、22枚の絵札と、「小アルカナ」と呼ばれる56枚の数札があり、占う人によっても、様々な解釈がありますが、カードによって、未来や過去についてを占うものです。
もともとは貴族のギャンブル用に作られたものだったんですよ。
それが、18世紀以降に、占いにも用いられるようになったようです。
手相
日本でもよく目にしますよね。
手のひらのしわ、手の形、手の盛り上がりなどから、色々なことを判断するものです。
実はとても歴史が古く、古代のインドやギリシアでも使われてきました。
中国系のイメージを持っている人も多いかもしれませんが、手相というと、現代版の手相は、19世紀のイギリスで完成されたといわれているようです。